犬が噛みつく理由と、そのしつけ方法

ボストンテリア

 

犬が噛む理由は、大きく分けて二種類あります。

①甘噛み

②本気噛み です。

 

①の甘噛みはよく聞くかもしれません。

子犬の頃、人の手などにじゃれて噛みつくことがあります。

顎の力がまだ未発達とは言え、歯は鋭く尖っているので、手に噛まれると怪我をすることがあります。

 

②の本気噛みは、犬が「嫌だ!」「怖い!」「してほしくない!」「されたら困る!」などの負の感情で噛んでしまうことを言います。

本気ですので、人が怪我をする恐れが多くありますし、噛んでどうにかなった、という経験をしてしまうと、

「噛めばどうにかなる。」という学習をしてしまい、さらに噛みやすくなる可能性が出てきます。

 

このあたりを踏まえ、犬が噛む理由と、そのしつけ方法をお伝えしていきます。

 

 

①甘噛み

先ほど書いたように、じゃれて人の手などを噛んでしまうことです。

そこまで力は強くないのですが、歯が尖っているため、人によっては出血してしまったり、かなり痛い思いをすることになります。

じゃれているだけなので強く叱れない、という人もいますが、放っておくと「人の手は噛んでも良いものなんだ。」と犬に教えることになりますので、出来るだけ早いうちに、甘噛みしないようにすると良いかと思います。

 

しつけ方法

犬と遊んでいると、勢いあまって人の手を噛んでしまうことがあります。(歯が当たるだけのことも。)

犬の歯が当たった瞬間、「痛い!」と言って、犬と遊ぶのを中断します。

その際噛まれた人が、別の部屋に出て行ってしまうことをおすすめします。

 

何度も繰り返すと、「人の手を噛むと、遊んでくれなくなってしまう・・・。」と犬が理解するようになってきます。

犬もたくさん遊んで欲しいので、人の手に歯を当てないように、徐々に気をつけて遊んでくれるようになってきます。

何度も根気良く伝えることで、しっかりと理解してくれます。

 

「まだ子犬で可愛いから♪」としつけを後伸ばしにしても、良いことはありません。

犬の成長はとても早いので、しつけようと思った頃には、もう甘噛みの行動が定着していることもありますので、ご注意下さい。

 

ジャーマンシェパード

②本気噛み

犬が「嫌だ!」「怖い!」「してほしくない!」「されたら困る!」などの負の感情で噛んでしまう、と先ほど書きました。

しかし犬が本気で噛んだら、人の手は血だらけです。

ですから、「人の手を噛まれたらどうすすれば良いのか?」という問いに対して、お伝えすることは出来ません。

 

ですが、犬が本気噛みをしなくてすむようにすることは出来ます。

むしろいぬのしつけは、それが重要ですのです。

犬に「嫌だ。」「怖い。」などの感情をもたれないよう、日頃のしつけや社会化がとても大切になってきます。

 

しつけ方法

犬が「嫌だ」「怖い」と思ってしまう背景には、社会化不足というものがあります。

社会化とは、色々な経験をさせ、様々なことに慣れさせることを言います。

子犬の頃の好奇心がたくさんある時期(社会化期)に、色々な経験をさせ、多くのことに慣れさせておけば、成犬になっても怖がることが少なくなります。

 

犬が「知らない場所に行くのは嫌だ。」 「知らない犬や人に会うのは怖い。」と思ってしまえば、吠えたり噛んでしまうことに繋がりかねません。

そうならないよう、多くの場所に連れて行き、楽しい経験をさせ、たくさんの犬や人と触れ合うことによって、どんな犬や人でもフレンドリーに接することが出来るようになります。

 

また、「獣医の先生やトリマーさんに触られたくないなぁ・・・」と犬が思っているとしたら、やはりその人たちのことを噛んでしまうことに繋がってしまいます。

これも、子犬の頃にたくさん楽しい経験をしていると、「獣医の先生もトリマーさんも、皆良い人だから大丈夫!♪」という犬に育てることが出来ます。

 

お家の中でも、「ご飯の器を持って行かれたら困る!」と思って噛んでしまう犬がいるとしたら、「ご飯の器を返してくれたら、さらにご飯がもらえるよ!」と教えてあげることによって、所有欲というものを大きくさせずに済みます。

 

このように、犬が若い頃から様々な楽しい経験をすることで、精神的に成熟した犬に育つことができます。

ですが、犬が勝手にフラフラと出かけて色々な経験をすることは不可能です。

犬に様々な経験をさせることができるのは、飼い主であるあなたしか出来ません。

 

犬の幼稚園に入れてあげたり、一緒に旅行先に連れて行ったり、日頃楽しいしつけをするなど、飼い主の行動1つで、犬の行動は変わっていきます。

 

「犬が噛んで困る・・・。」という場合には、必ず原因があります。

その原因を取り除いてあげたり、予め噛まないように育てることが重要です。

 

つまり本気噛みの初めに書いたように、「人の手を噛まれたらどうすすれば良いのか?」という問いには、やはり答えられません。

 

「犬に噛まれないように、どうすれば良いのか?」

人を噛んでしまう犬のしつけは、それが一番重要だからです。

 

犬が噛む。

それ自体は当たり前の行動なのですが、それを放っておくと、あなただけでなく、周りの方も痛い思いをすることにつながります。

そして犬自身も、「噛めば嫌なことを遠ざけられるんだ!」と学習してしまうと、さらに噛む犬になる可能性があります。

是非、犬のためにも、あなた自身のためにも、周りの方のためにも、犬の噛むという行動の理由を知り、楽しいドッグライフを築いて欲しいと思います。

 

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