伸縮リード

伸縮リードとは、3~5メートルほどのリードが、

手元のスイッチ1つで、伸ばしたり縮めたり出来るリードです。

便利だと思い、使っている人も多いですし、小川も実際使ったことがあります。

 

犬が匂いを嗅いでいるときや、犬が前へ前へ進むとき、人通りが少ない時などに、

犬のペースで歩かせようと、よく使っていました。

が!

それで事故になりそうになってから、一切使わなくなりました。

 

小川がそのリードを持っていた訳ではなく、

他の道を歩いている飼い主さんが、夜道を歩いているときに、事故に遭いそうなりました。

どのような事故かというと・・・。

 

小川の実家のほうで、夜自転車に乗って、道を走っているときのことでした。

女性が歩道の脇を歩いていたので、それを避けて、そのまま走りすぎようとしたところ、

自転車の先に細い糸のようなものが!

 

女性とは反対側に犬がいて、その間をリードがあったのです。

そのリードを踏みそうになったので、慌ててブレーキをかけたので、

犬にも飼い主の方にも、小川にも怪我などはありませんでした。

 

スピードも出ていなかったので、リードに触れる前に止まること出来、

犬も驚いて興奮することもなかったのですが、飼い主の女性の方が、

「すみません!大丈夫でしたか?!」と心配していました。

 

その場は、「大丈夫ですよ~。」とそのまま家に帰ったのですが、

後々考えると、

「下り坂だったら、転んでたな。」とか、

「犬がビックリして、車道に出なくて良かったな。」と思いました。

 

暗い夜道だったということもありますが、

ドッグトレーナーになった今は、

リードが見えずらく、他の方に迷惑をかける可能性がある、という以外にも、

オススメできない理由があります。

 

伸縮リードをオススメしない理由

①犬、「行きたいように行けるんだ!」と思ってしまう。

②壊れやすい

③(人が)怪我をしやすい。

④怖がりな犬だと、もっと緊張しやすくなる。

 

①の理由ですが、引っ張る犬の場合、伸縮リードを使っている状態だと、

引っ張りを軽減させることが難しいと思います。

なぜなら、伸縮リードの仕組みが大きく関係しています。

 

伸縮リードというのは、ロックを外してリードを引っ張ると、ドンドン伸びていきます。

引っ張っると、テンションがかかり、さらに引っ張ってしまいます。

つまり、引っ張れば、引っ張り続けることが出来てしまうのです。

もちろん限界があるのですが、犬としては、「引っ張れば、行きたいところに行けるんだ!」と

勘違いしてしまいます。

 

伸び縮みしないリードでしたら、飼い主の方が動かない限り、引っ張っても、それ以上進むことは出来ません。

なので、犬もこれ以上は進めない、ということを理解してくれたり、

「まだ行かないの?」と、こちろを伺う様子を見せてくれます。

 

 

②壊れやすいというのは、引張りが強い犬だったり、

ロックをしたり、外したりを何回も繰り返していると、

どうしても金具に不具合が生じてしまいます。

 

リードを巻き取ることが出来なくなると、

巻き取ることが出来ずに、伸びたままだったり、

伸びなくなってしまうことが考えられます。

小川が経験して一番困った故障は、

散歩中に突然ロックがかかったままになり、

短いまま、家路を急いだことです。

 

一番短くすると、30センチくらいしかなく、

犬に合わせて、腰を右に曲げながら、残りの15分くらいをトボトボ歩いた記憶があります。

 

 

③怪我をしやすいというのは、犬が急に走り出したときなどが危険だと思います。

ロックをかけると、急に強く引っ張られるので、

肩や肘が痛くなりやすいです。

 

多分犬も、猛スピードで走っていたのに、急ブレーキをかけられたように感じると思うので、

首輪をしていれば、首にものすごい圧力がかかり、犬も怪我をする可能性があります。

 

また小川自身は、急に引っ張られた際、急いでリードを掴んでしまい、

細いリードのため、摩擦熱で指や手の平に擦過傷を負ったことが、何度もあります。

(あれは、ものすごく痛いです・・・。)

 

 

④犬が緊張しやすくなる、というのは、先ほど少し書いたように、

犬が引っ張っていると、テンションがかかり続けるので、

こちらの挙動がダイレクトに、犬に伝わりやすくなります。

 

そうなると、犬としては、「ん?!ママさんが緊張してるぞ?これは嫌なことなのか?」と、

犬が警戒しなくてもいいことで、犬が警戒したり、緊張しやすくなります。

 

怖くて人や犬に吠えてしまう場合は、緊張が解けないので、

ずっと緊張しながら吠えてしまい、落ち着くことが出来なくなってしまいます。

 

犬を落ち着かせたのであれば、

リードを常に、弛んだ状態に保つことで、平常心を保ちやすくなります。

 

考えてみれば、人も同じかと思います。

自分の首が軽く締まって苦しい状態で、苦手なものに会ったり、

興奮するくらい大好きなものを見つけてしまったら、どうでしょうか?

 

なかなか落ち着いた状態に戻すのは、難しいかと思います。

 

毎日のお散歩が、人も犬も平常心で、

また、穏やかな状態でお散歩できたら、素敵だと思いませんか?

そのためには、トレーニングも大切ですが、

道具を変えてみるのも、1つの手ですよ♪

 

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 HundMond(フントモント)
 小川 竜太郎
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