ハンドサイン

前回は、

『なぜ犬とコミュニケーションをとる際、手を使うのか?』

という所まで、お伝えしました。

 

唐突ですが、あなたはいつも、犬に話しかけていませんか?

そして、それは全て犬に伝わっていると思いますか?

 

「私のこと、ちゃんと分かってくれている!」と楽しそうに答える人もいるでしょう。

「全然、言うこと聞いてくれないから、馬鹿だと思うよ。」と仰る方もいるでしょう。

 

ですが実は、犬は人と同じように、言葉を使ったコミュニケーションをしている訳ではありません。

 

犬はボディランゲージ(身振り手振り)で、コミュニケーションをとっているのです。

 

つまり、言葉の明確な意味を理解している訳ではないのです。

もちろん、人の言っていることを理解しているように見えることもあるでしょうが、

それはトレーニングした結果、理解しているのだと思います。

 

ですから、「『お座り』って言ったら、ちゃんとお座りする!」と思っている方に、試して欲しいことがあります。

 

『どこでもお座りできますか?』

 

リビングでも、キッチンでも、ソファの上でも、テーブルの下でも、

玄関先でも、マンホールの上でも、排水溝の鉄製の網の上でも、

言葉一つで、お座り出来るでしょうか?

 

(書いていて、とてつもなく意地悪なことを書いているなぁ、と自己嫌悪に陥りますが、

犬のことを知って欲しいため、泣く泣く書いています・・・。)

 

ほとんどの家庭犬の場合、出来ません。

というか、まずお座りの意味を理解していないように、思えます。

 

「でも、ちゃんと言うこと聞いて、お座りしてくれるよ?」という疑問はあると思います。

では、あなたの体は全く動いていないでしょうか?

手も足も、目線すらも動かしていないでしょうか?

お座りという言葉と共に、手が動いたり、声のトーンが変わったりしませんか?

 

犬はその細かい人の動きや雰囲気を察知して、行動を起こしています。

言葉を発しているあなた自身ですら気づかない、

本当に細かい動きや声のトーン、それによって醸し出される雰囲気を、

見極め、行動し、どの行動をするとあなたが喜ぶか?を考えているのです。

 

なので、犬に対しては、言葉で何かを伝えたりするのではなく、

ボディランゲージ(身振り手振り)で、犬にして欲しい行動や、

して欲しくない行動を伝えてあげると、犬にもしっかりと伝わると思います。

 

 

具体的にお伝えすると、

甘咬みしてくる子犬に対して、

笑いながら、「止めてよ~♪」と言っても、犬には理解出来ませんし、

下手をすると、「喜んでるから、もっと咬んじゃおうかな!」と思うかもしれません。

 

犬とコミュニケーションをとるためには、

言葉で話しかけるよりも、

手や体全体を使った、ボディランゲージの方が有効です。

 

しかし、そのボディランゲージをどのように伝えれば良いのか?は、適当で良い訳ではありません。

正しいボディランゲージを使うことで、犬にも明確に伝わり、

円滑にあなたのして欲しいことが伝わると思います。

 

 

1つ例に出すと、お座りを犬に教えたい場合、

犬の鼻先からに向かって手を動かすのと、

犬の鼻先からに向かって手を動かすのとでは、

どちらが、犬にお座りを伝えやすいでしょうか?

 

多くの犬の場合、上に向かって手を動かすほうが、スムーズにお座りをしてくれると思います。

 

自分が犬だと仮定して考えて欲しいのですが、

あなたが膝を地面についた、四つ足で生活しているとします。

その際、上を見上げると、自然とお尻が落ちていきませんか?

 

逆に頭を下に降ろしながら、お尻を床につけることは、

非常に窮屈な姿勢になるので、難しいかと思います。

(小川がやってみると、伏せみたいな姿勢になってしまいます。)

 

このように、犬の体の構造を知っていると、犬にしてほしい行動を伝えやすくなります。

 

なので、人の手を好きになってもらえるように、

人の手をしっかりと見てくれるように、

ハンドターゲットというものを、しっかりと練習し、

いつでも犬にして欲しいことを伝えられるようにトレーニングするのです。

 

犬に対しては、言葉ではなく、

手や体全体を使ったボディランゲージで、

思っていることを伝えてみて下さい♪

 

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HundMond(フントモント)  小川 竜太郎  

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