マルチーズ

『ペットと生きる ペットと人の心理学』の感想の続き。

本日は、「社会的なかかわりをうながすペット」 という項目でも、興味深いことが書いてあるので、共有したい。

 

以下引用~~~~~

ペットの機能の一つに、社会的潤滑剤として、社会的相互作用の質と量を増加させるというものがある。

~中略~

ペットを飼うことで、さらに思わぬ社会的利益を得ることがある。ペットを飼っている人は他人から、「良い人」と見られることが多い。

~中略~

ペットを飼っている人は近づきやすいと思われている。

友達をつくり、打ち解けた関係になるにはたくさんおしゃべりしなければならない。ペットはこのような会話の糧となる。最初は、ペットが砕氷船のように、他人との壁を壊してくれる。ペットは初対面の時の何を話せばいいかわからない、気まずい時間を終わらせてくれる。

~中略~

ペットは中には他人を近づけさせないようにするために意図的に飼われているものもある。ある研究者は、ヘビを飼っているので、親族が訪ねてこなくなったと満足気に話している飼い主のことを報告していた。ペットはやっかいなことを拒否する口実にもなる。

~中略~

会いたくない友人や親族を遠ざけることもできる。

~~~~~引用終わり

 

この本を読むまで小川は、

犬を飼えば、散歩に行く→他人に会う→嫌でも好きでも、感情が動く→笑顔になれれば良し。嫌なら散歩ルートを変えるなど、頭や体を動かし、犬や自分のために楽しみを見つければ良い!

と思っていた。

社会的な関わりは、一人暮らしの高齢者には必須かと思っていたが、関わりを上手く持つことが出来なければ、意味がないとも思える。

ペットを飼っている人自身が社会的な関わりを望まなければ、ペットを口実に社会を遠ざける可能性がある、ということをこの本は教えてくれた。

 

しかしそれで、その人の健康は維持されるだろうか?

 

社会性の高い人という種が、社会と関わらない方が健康になれる、とは思えない。

むしろ、健全な心身であれば、多少なりとも、人や社会との関わりを欲するものだと思う。

もちろん、人付き合いが苦手な人がいるのは、知っている。

それでも、全くかかわりがない状態と、挨拶を交わす程度の社会的かかわり、貴方なら、どちらを選ぶだろうか?

ちなみに小川は、後者だ。

人が好きで、話したり、話を聞くのも好きだから、特別そりが合わないという場合以外、そこまで苦にならない。

 

では、そんなドッグトレーナーである小川が出来ることはなんだろうか?

犬をしつける方法を、教えることだろうか?

社会との関わりをつなげることだろうか?

ちょっとしっくりこない。

 

心と言う見えない部分は、もっと専門性の高い人が、

社会とのかかわりは、地域のソーシャルワーカーが、専門的に行えば良いだろう。

介護の仕事をし、ドッグトレーナーとして活動している小川は、

犬のしつけを通して、人を健康にしたいと思う。

 

難しい話は、それこそ専門家が話してくれれば良い。

犬の問題行動で困っている人が、犬を飼って良かったと思えるように、

犬がいる方が、調子が良いと言ってもらえるように、今後も努力を重ねていきたい。

そのためには、その人や犬に合わせた、分かりやすいトレーニング、

進んでトレーニングしてもらえる気持ちを引き出せるよう、

このように本を読んだり、効果的なトレーニング方法を学んだりしていこうと思う。

 

引用文献:『ペットと生きる ペットと人の心理学』 北大路書房

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 HundMond(フントモント)
 小川 竜太郎
 E-Mail:info@hundmond.com
 携帯電話:090-1791-1154
 FaceBook:https://www.facebook.com/HundMond
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

Message