モヒカンHくん

昨日、写真のHくんのママさんから、可愛い写真と、

素晴らしいメッセージを頂きました!

 

先日、「左足の関節が弱い。」と、

獣医さんに言われてしまった飼い主さんのKさんは、

階段に滑り止めマットを敷き、

ソファの位置を変えて、登れないようにしたと、

報告してくれたのです。

 

そして、『駄目という前に、させない様、出来ない様にしました。』と、

最後の方にメッセージがありました。

 

 

これの何が嬉しいか? どれだけ素晴らしいか?

ドッグトレーナーじゃないと、なかなか分からないかと思います。

 

 

犬のしつけで大事なので、実は叱り方でも、褒め方でもありません。

問題行動と呼ばれるものや、してほしくないことに対して、

「させない」ということが、重要なのです。

 

 

例えば、このHくんのように、階段を登ったら、叱られる!と覚えたとします。

しかし、ママさんが洗濯や掃除で2階に上がってしまうと、

一緒にいたくて1階で待っていることが出来ません。

 

そして、2階に上がって叱られる。

でも、一人でいるよりは叱ってでも接してくれる方が嬉しくなってしまう。

そうなると、いけないことだと分かっていても、してしまう可能性があるのです。

 

 

逆に褒めるトレーニングならどうでしょうか?

待つことが出来たら、しっかり褒めてくれる。

それでも、まだ1才くらいのHくんにとっては、

ママさんが家事をしている2時間は、まだ長くて待てません。

 

将来的にしっかりと出来るでしょうが、

ですが、今すぐは出来ません。

失敗してしまうと、ママさんも叱ることは出来ません。

 

Hくんが失敗してしまったのではなく、

時間が長すぎて失敗させてしまった、というのが正しいのです。

そして、失敗が続いてしまったりすると、

『待て』は「良いことが何もない!」と認識してしまう可能性があります。

 

こうなると、叱っても、褒めても、良い方向に進みません。

何より、階段を登ってしまうことによる、

Hくんの左足の関節に、さらに負担がかかってしまう危険性があります。

 

ではどうするか?

「させないように、出来ないようにする」のです。

階段を登れないのであれば、叱ることも、褒める事もありません。

 

階段を登れないことにより、一時的に吠えたり、

別の行動が出てくる可能性があります。

それは、実はHくん、経験済み。

 

最近はほとんど吠えなくなりましたが、

以前はちょっとした物音でよく吠えていました。

ですが、吠えてもママさんが近くに来てくれない事、

静かに待っていた方が、ママさんが早く戻ってきてくれることを知っています。

 

 

飼い主のKさんのように、叱るでも、褒めるでもない、

「させない、出来ないようにする。」というのは、

簡単なようではありますが、

家の中の環境を変える必要があるため、

面倒なんです。

 

今回のように、叱っても褒めても、良い結果は、すぐには得られません。

それならば、させないよう、出来ないようにするのが、今は最善です。

環境を整えてから、トレーニングの難易度を高くし、

待ての時間を延ばしたり、合図でハウスに入る練習をしていけば良いのです。

 

 

小川が感動したのは、それを飼い主のKさんが自分で考え、実行してくれたことです。

もちろん、叱ったり褒めたりする前に、させないようにすることが大事!とは伝えています。

しかし、それでも多くの飼い主さんは、その手段を取らないのが、現状です。

しつけの問題と思ったり、犬が馬鹿だと思っていたり

忙しくて出来ない、と思っています。

 

しかし、今現在出来ないのであれば、させないようにし、

そこからトレーニングしていけば良いのです。

 

何度でも言いましょう!

Hくんに階段を登らせないよう、

家具の位置を変え、階段に登らせないようにし、

万が一登ってしまった場合、滑らないようにと考え、

滑り止めマットを敷く。

 

Kさん、あなたは素晴らしい!!!

 

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 HundMond(フントモント)
 小川 竜太郎
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